自己嫌悪

びっくりポンちんです。

今朝、いつものところでサンドイッチと豆乳を買って、会社のビルまであと30mというところで「ドン!という大きな音がしたので横をみたらなんと女の人が道路に横たわっていて、その向こうには大型観光バスが止まっていました。


エッ、轢かれたん?なんで?どうしたらええのん?まず何はともあれ救急車と思って携帯を取り出したら、バスの運ちゃんらしき若い兄ちゃんが電話してるのでコレ、救急車を呼んでるのに違いない。で、僕は何をすべきか?周りを見回しても、みんな遠回りに見てるだけで寄ってこない。こまったど・・・。そうこうするうちに細い兄ちゃんが走ってきてタオルを取り出し、少し頭をうごかしたら大量の血が流れてきた。コレってまずそうやな・・・。

結局、何もできないのでそのまま会社に行った自分がいたわけですが、なにかものすごくアカンたれのような気がして、よくは思い出せないけど昔も何かこんな場面があったような・・・アッ、あのときや。大学祭のダンスパーティーで大乱闘になったときやな。

こんなとき適切に行動できない自分が歯がゆいな。だって見て見ぬフリと同じやん。ハーッ・・・自己嫌悪。

お姉ちゃん、大丈夫やったかな。無事を祈ります。

仕事ができるとか、お金があるとかよりももっと人間の根本で「人のために」ということが気持ちの中ですっごくクローズアップされた瞬間でした。

そういやカナダにいてたとき、カナダ人は大自然の中にいてるからなのか、すっごく人間らしく暖かい人たちであることを都度、肌で感じてました。まったく気負ってないねん。自然体のひとばかりやった。

もっとしっかり自分を持たんとアカンと感じた出来事です。

落ち込んだときの「中村天風」の本で反省や!かあちゃん、僕なにもできませんでした。あんたやったらどうしてあげてた?

芯がしっかりしてて、軸がぶれないあなたは救急車が来るまでたいしたことはできんやろけど、暑いので扇いであげるとかしてたんやろな。

「一から出直しです」。ポン、わしはまだまだや・・えらそうなこという資格はない。そう哀れまんでくれ。スマン。